2016年の末、ぼくはそれまで働いていた会社を辞めて、フリーランスになりました。年が明けて3ヶ月ほどは都内でライターの仕事をしていましたが、満足に英語を話せなかったのが長年の悩みで、このタイミングで思い切って語学留学しようと決めました。

当初は、フィリピンへ行くつもりでした。近年セブ島での語学留学が流行っていて、費用も他の国に比べて圧倒的に安かったから。それでも最終的にアメリカ西海岸のサンディエゴに来ることになったのは、2014年に初めてこの街を訪れたときの「居心地の良さ」が忘れられなかったからです。

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そのときはまだ会社員で、長期休暇を利用してカリフォルニアを訪ねました。「アメリカ西海岸」という響きにずっと憧れていて、いつか来てみたいと思っていたのがようやく実現しました。

ロサンゼルスの南にアーバインという街があり、そこで自転車を借りて、二日かけて150km南下しました。辿り着いたサンディエゴの青空と海は、信じられないくらい美しくて、一瞬で虜になりました。全米で最も気候の良い土地で、ほとんど雨が降らないことも魅力的でした。

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あれから3年。3ヶ月間サンディエゴに滞在するなかで、改めてこの街の魅力を知りました。

サンディエゴはビーチが最高!

久しぶりに訪ねたサンディエゴのビーチは、やっぱり美しくて、初めて見たときの印象と全然変わりませんでした。しかし驚いたのは、この街の人は、週末になると決まってビーチへ行くことです。

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サンディエゴはとにかくビーチが多く、また中心地からも近い。スーパーへ買い物に行くような気軽さで、ビーチに行けます。若者に人気のパシフィックビーチ、やや落ち着いた雰囲気のミッションビーチ、そして全米一の高級住宅街ラ・ホーヤのビーチ、いずれも素晴らしいです。

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どこへ行ってもサーフィンをしている人が多いのは、もちろん波が最高だから。ぼくも一度チャレンジしましたが、湘南の海とは全然違いました。素人でも違いがわかるくらい、波の質が良いです。

サンディエゴに長く住む日本人の方が話していたことも印象に残っています。

「休みの日の朝ビーチへ行くと、サーフィンをしていた男性がいて、『10時から仕事の打ち合わせなんだ』と話していて、本当に驚いたよ。しかも弁護士の方でね、仕事前にサクッとサーフィンしているんだ」

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そしてぼくが最も気に入ったのは、サンディエゴ郊外のトーリーパインズ州立自然保護区。海と山を楽しむ絶景ハイキングを楽しみました。

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本場のメキシコ料理とクラフトビール

サンディエゴといえば、メキシコ料理。国境に接している街なので、タコスやブリトーのレベルは非常に高いです。ユニークだったのは、“Taco Tuesday”という文化。火曜日だけは、サンディエゴの多くのタコショップで、タコスを割引価格で食べることができます。

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また、サンディエゴはクラフトビールでも有名な街。サンディエゴ全体で約130のブリュワリーがあるそうですが、なかでもノースパーク地区のメインストリートは、10年ほど前から、サンディエゴ・クラフトビールのメッカと呼ばれるようになった場所。

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カラフルな家並み、巨大なウォールアートを眺めながら通りを歩いているだけで楽しくなり、ぼくは一瞬でノースパークが気に入りました。

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2016年夏にオープンしたのが、「North Park Beer Co.(ノースパーク・ビア・カンパニー)」です。醸造タンクが置かれた開放的な店内で、新鮮なビールを楽しめます。

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「おすすめの一杯は?」と聞くと、「Panoramicがおすすめよ」と返ってきました。San Diego Pale Aleと書いてあります。昼間だったので、テスターサイズ($2.75)で頼みました。これが最高にうまい!

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まだまだ、サンディエゴの魅力は語り尽くせません。カリフォルニアというとサンフランシスコやロサンゼルスの人気が突出していますが、第3の都市サンディエゴも、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。