普段から寝つきが悪いタイプではありますが、環境が変わるとますます拍車がかかる熊山です。いきおいお酒に頼りがちですがそれでは眠りが浅く、また生来からの持病(睡眠時無呼吸症候群)もあって「一応眠りにはついたけれども、まったく寝た気がしない」「朝からやる気が出ない」「日中突然眠くなる」と良くないことだらけ。

自宅はもとより、旅先でも熟睡したい。

そこで睡眠グッズ専門の通販サイト「sono bom(ソーノボン)」の店長であり、『“睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法』の著書ももつ、快眠アドバイザーの山本恵一氏にアドバイスを請いました。

「まず、自宅とは違った環境ということで、宿泊先で照明を消したら、とにかく自宅と同じ環境にしてしまうのが良いでしょう。そこで活用できるのが『聴覚(音)』『視覚(光)』『嗅覚(香り)』を刺激してスムーズな入眠をサポートする『sleepion2』という快眠グッズです」

『sleepion2』(cheero/1万9800円)。ボディカラーはブラックとホワイトの2種。モバイルバッテリーでも動作。

「これは心が落ち着く光のゆらめき、心地よいアロマの発生、リラックスできる音楽の再生ができるモバイル機器です。逆説的ではありますが、日常的に『sleepion2』を使い自分なりの睡眠習慣をプログラムすることで、旅先でも自宅と同じ快眠環境が持ち運べるというわけです」

それは面白い!懸念点があるとしたら、パートナーがいる場合「光」「香り」「音」が相手の眠りの邪魔になるかもしれないところですね。もっとも睡眠不足解消にはパートナーの協力あってこそですが。

「そうですね。また、できれば五感すべてでアプローチしたいので、就寝前にいつもハーブティーやホットミルクなどのドリンク(味覚)を飲む習慣を作る。あるいは愛用している枕カバー(触覚)を旅先にも持っていくのもよいでしょう。枕自体を持ち歩くのは現実的ではないでしょうから(笑)」

お気に入りの睡眠グッズを持ち歩く

ともあれ旅先での快眠は、普段の睡眠習慣から始めよってことですね。

「そもそも、旅先では寝つきが悪くなるのは当たり前です。そこで、いつも通りに熟睡しようと必死になるのではなく、あえてあきらめるという手もあります。旅先は新しい出会いや体験に巡り合えるチャンス。そんなチャンスを逃して早く眠ろうとは考えず、現地のおいしいものを食べ、クタクタになるまで遊んで、疲れ果ててホテルのベッドに倒れこむ。『眠らなきゃ』と考えて眠れないのはかなりのストレスですから。実際、睡眠障害の治療法のひとつに『睡眠時間制限法』があります。眠れないのに長い間ベッドで過ごすことが不眠症を悪化させるため、1日の睡眠時間を短縮することで、不眠に対する過度な意識を減少させ、睡眠の質を向上させるんです」

なるほど。せっかくの非日常なんだから目一杯楽しむのが大事ってことですね。

「とはいえ出張先で寝坊してアポイントに遅れるのも問題なので、宇宙飛行士の体内時計調整に使われた技術を応用した、『光目覚まし機能付きアイマスク illumy(イルミー)』を紹介しておきますね」

『光目覚まし機能付きアイマスク illumy(イルミー)』(ウェザリージャパン/1万8900円)

いかがでしょうか。みなさんも旅先で熟睡するtipsやグッズをご存じでしたら、ぜひSNSで共有してください。

・取材協力
快眠ショップ sono bom
http://impreate.com